ニュース速報

米朝会談、非核化巡る共通認識模索へ 米は完全非核化の要求継続

2019年02月22日(金)03時08分

[ワシントン 21日 ロイター] - 来週27─28日にベトナムの首都ハノイで開催される米朝首脳会談で、両国が「非核化」を巡る共通認識を探る見通しと、複数の米政府高官が21日明らかにした。

昨年6月に開催された第1回目の米朝首脳会談では、非核化を巡る認識では一致できず、北朝鮮側の非核化に向けた取り組みに大きな進展は見られていない。

高官らによると、トランプ大統領は今回の再会談で引き続き、全ての大量破壊兵器およびミサイル開発計画の凍結を含む完全非核化と、非核化交渉継続に必要な「ロードマップ(行程表)」の提示を要求する見通し。

ただ、今回の再会談で得られる成果については懐疑的な見方が多く、トランプ大統領も「この会談が最後になるとは考えていない」と述べている。

高官の一人は「北朝鮮が非核化に動くと決断したかどうかは不明だ」としつつも、「可能性はあると確信しているため、対話を継続している」と説明。「北朝鮮の非核化は両国間で合意したことであり、トランプ大統領が今回の会談で求めている最重要目標だ。最終的な目標達成に向けた重要な一歩となる」と述べた。

韓国からの米軍撤収については、協議は行われていないもよう。トランプ大統領が朝鮮半島から米軍を撤収させることに前向きかとの質問に対し、別の高官は「議題に上っていない」と応じた。

また、対北朝鮮制裁の維持は、北朝鮮に行動を促すインセンティブになり得るとの認識を示した。

*内容を追加しました。

ロイター
Copyright (C) 2019 トムソンロイター・ジャパン(株) 記事の無断転用を禁じます。

今、あなたにオススメ
ニュース速報

ビジネス

エリオット、LSEG株大量取得か 自社株買いなど協

ワールド

香港活動家の父親に有罪判決、娘の保険契約巡り基本法

ビジネス

中国1月自動車販売19.5%減、約2年ぶり減少幅 

ワールド

米下院、トランプ関税への異議申し立て禁止規定を否決
MAGAZINE
特集:習近平独裁の未来
特集:習近平独裁の未来
2026年2月17日号(2/10発売)

軍ナンバー2の粛清は強権体制の揺らぎか、「スマート独裁」の強化の始まりか

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    ウクライナ戦闘機「F-16」がロシア軍「シャヘド」を空中爆破...地上から撮影の「レア映像」を公開
  • 2
    「最恐」恐竜T・レックスの定説を覆す新研究が
  • 3
    中国、パナマ運河の港湾喪失でパナマに報復──トランプには追い風
  • 4
    ビジネスクラスの乗客が「あり得ないマナー違反」...…
  • 5
    イースター島の先住民から資源を略奪、島を「生きた…
  • 6
    崖が住居の目の前まで迫り、住宅が傾く...シチリア島…
  • 7
    一体なぜ? 中国でハリー・ポッターの「あの悪役」が…
  • 8
    変わる「JBIC」...2つの「欧州ファンド」で、日本の…
  • 9
    【銘柄】「ソニーグループ」の株価が上がらない...業…
  • 10
    衆院選で吹き荒れた「サナエ旋風」を海外有識者たち…
  • 1
    イースター島の先住民から資源を略奪、島を「生きた実験室」に...抗生物質の「不都合」な真実とは
  • 2
    「最恐」恐竜T・レックスの定説を覆す新研究が
  • 3
    高市積極財政にアメリカが慌てる理由
  • 4
    ウクライナ戦闘機「F-16」がロシア軍「シャヘド」を…
  • 5
    がんの約4割は、日々の取り組みで「予防可能」...予…
  • 6
    ビジネスクラスの乗客が「あり得ないマナー違反」...…
  • 7
    米戦闘機、空母エイブラハム・リンカーンに接近した…
  • 8
    致死率は最大75%のニパウイルスが、世界規模で感染…
  • 9
    中国、パナマ運河の港湾喪失でパナマに報復──トラン…
  • 10
    グラフが示す「米国人のトランプ離れ」の実態...最新…
  • 1
    【クイズ】致死率50~75%...インドで感染拡大「ニパウイルス」の感染源となる動物は?
  • 2
    高市積極財政にアメリカが慌てる理由
  • 3
    セーターが消えた冬 ── 暖かさの主戦場が「インナー」と「フリース」に移った日
  • 4
    イースター島の先住民から資源を略奪、島を「生きた…
  • 5
    海上自衛隊が水中無人機(UUV)を導入 中国の海軍拡…
  • 6
    「最恐」恐竜T・レックスの定説を覆す新研究が
  • 7
    ウクライナ戦闘機「F-16」がロシア軍「シャヘド」を…
  • 8
    防衛省が「新SSM」の映像を公開、ノルウェー・コング…
  • 9
    中国で大規模な金鉱脈の発見が相次ぐ...埋蔵量は世界…
  • 10
    【クイズ】韓国を抜いて1位に...世界で最も「出生率…
トランプ2.0記事まとめ
Real
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中