[ニューヨーク 6日 ロイター] - 米大統領選で民主党候補に指名される見通しのヒラリー・クリントン氏の陣営は、6日付の支持者向けのメモで、大統領選本選で勝敗の鍵を握る州を挙げ、今後の選挙運動で特に非白人系有権者に投票を呼び掛けるよう指示した。

ロイターがクリントン氏支持者から入手したこのメモは、クリントン氏の選挙運動責任者ロビー・ムック氏が「関係者」に宛てたもの。

共和党候補となる見通しのドナルド・トランプ氏に勝つためには、非白人系有権者の票をさらに取り込むことが重要と訴えた。

また、11月8日の大統領選までに1日当たり400万ドル、総額約5億ドルを集める目標を設定した。

メモは、オハイオ、ノースカロライナ、バージニアのアフリカ系米国人の票、フロリダ、コロラド、ネバダのヒスパニック系の票、またネバダやバージニアのアジア系と太平洋諸島出身者の票が重要だと指摘。こうした非白人系有権者の票が伸びないと、クリントン氏は敗れるとしている。

メモでは、全米各地で有権者に投票を呼び掛ける必要性も強調された。

クリントン陣営はコメントを拒否した。

ロイター/イプソスが実施し、5日公表された最新の世論調査によると、クリントン氏の支持率は46%となり、トランプ氏を13ポイントリードしたものの、22%はどちらも支持しないと回答。

また、アフリカ系有権者ではクリントン氏の支持が80%に達する一方、白人有権者では両氏の支持率が拮抗するなど、支持に偏りがみられた。

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