<外為市場>

午後5時のドル/円は、前週末ニューヨーク市場午後5時時点に比べドル安/円高の 119.34/36円だった。午前中には中国で発表された7─9月期国内総生産(GD P)が市場予想を上回ったことを好感し、一時119.60円まで上昇した。その後は1 19円前半まで押し戻され、後場の株価が緩むのを眺めて、ドル/円も弱含みとなった。「中国の9月小売売上高もまずまず底堅かった。鉱工業生産には弱さもあるが、総じて10─12月期には減速傾向に歯止めがかかると期待できる数字になっている」(みずほ証券のチーフFXストラテジスト、鈴木健吾氏)との見方が出ていた。

<株式市場>

東京株式市場で日経平均は3日ぶりに反落。様子見ムードが強い中で前週末にかけて上昇した反動などから利益確定売りの動きが優勢だった。日中には予想をやや上回った中国経済指標を受けて、買い戻しを主体とする戻り局面もあったが、上値は限られた。円相場の強含みや中国株の下げ転換などが重しとなり、さえない値動きとなった。

東証1部の売買代金は1兆9952億円と、8月17日以来、約2カ月ぶりに2兆円を下回った。東証1部騰落数は、値上がり636銘柄に対し、値下がりが1156銘柄、変わらず が109銘柄だった。

<短期金融市場>

無担保コール翌日物加重平均レートは速報ベースで0.076%となった。地銀、信託、証券などが0.075─0.078%付近、大手行が0.075%付近で調達。週末要因がはく落した分、加重平均レートは前営業日(0.077%)をわずかに下回るとみられている。ユーロ円3カ月金利先物は動意薄。

<円債市場> 

国債先物中心限月12月限は前営業日比5銭安の148円28銭と反落して引けた。前週末の米債安を受けて売りが先行。20日の20年債入札を控えていることも上値を重くした。一方で、日経平均株価の軟調や良好な需給環境が支えとなり、下値は限定的。新規手掛かり難の中、高値警戒感が意識される一方で、下値では押し目買い需要が根強いため、方向感に欠いた動きとなった。

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