[香港 26日 ロイター] - 中国の沿岸部と南部では、台風19号(ナーラ)が内陸に進む一方、別の台風が東部沿岸に向けて接近する中、数日にわたる激しい雨に備えて数万人が避難した。
台風19号はトンキン湾付近に数日停滞した後、25日夕に熱帯低気圧の勢力で海南省に上陸した。
中国気象局によると、台風19号に加え、台風18号(ソウデル)と熱帯低気圧「ケナリ」と「アッサニー」の4つの台風・熱帯低気圧が北西太平洋と南シナ海で同時に渦巻く異例の状況となっている。
この影響で、広西チワン族自治区や海南省などの地方当局は事業所の閉鎖、観光施設の休業、数万人の住民の避難を余儀なくされている。
南部では大雨が続く見通しだ。広西チワン族自治区では最近の豪雨によってすでに河川が警戒水位を超え、低地が浸水している。
台風18号は27日から28日にかけて、浙江省と福建省の間の東部沿岸に上陸する見通し。気象モデルによれば、外側の降雨帯は広西チワン族自治区方面まで達する可能性がある。