[ワシントン 12日 ロイター] - 米スポーツ用品大手ナイキ<NKE.N>が1996年にブラジルサッカー連盟(CBF)と結んだスポンサー契約の下での支払いについて、ナイキなどによる不正行為の可能性を示す証拠が見つかったとして、米当局が捜査していることが分かった。米ウォール・ストリート・ジャーナル紙が12日、事情に詳しい関係者の話として伝えた。

国際サッカー連盟(FIFA)の汚職事件でナイキは何ら訴追されていないが、米司法省などがFIFAの幹部らを起訴した際、ブラジルとの契約で名指しはしていないものの、明らかにナイキとみられる企業がリベートを支払ったことが明るみに出た。

起訴状によると、「スポーツウエア会社A社」が「マーケティング手数料」として、当初のCBFとの契約にない4000万ドルを、ブラジルのスポーツマーケティング会社トラフィックの関連会社のスイスの銀行口座に支払うことで合意した。

同紙は関係者の話として、起訴状に書かれたこの企業がナイキだと報じた。

米連邦捜査局(FBI)のケリー・ラングメッサー報道官は記事に関するコメントを控えている。

捜査を主導するニューヨーク州検事局は問い合わせに即座に返答せず、ナイキからもコメントは得られなかった。

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