[ロンドン 10日 ロイター] - 米JPモルガンは、英国の国民投票で欧州連合(EU)離脱賛成派が勝利した場合、スコットランドで英国からの独立の是非を問う住民投票を再度求める動きが出るとの見方を示した。

キャメロン首相はEUとの関係を見直すと約束しており、2017年末までに国民投票を実施する方針。

JPモルガンは顧客むけリポートで、キャメロン首相は投票を16年後半に前倒しするだろうと予想。首相はEUとの関係をめぐる再交渉で実質的な変更を要求する見込みは低いが、関係はリセットされたと主張した上で、国民投票ではEU残留派が勝利するのではないかとコメントした。

ただ、投票結果に対する不透明感により英国経済が悪影響を受ける可能性はあると指摘。同社アナリストのマルコム・バー氏とアラン・モンクス氏は「英国がEUを離脱するという判断が下った場合、スコットランド民族党(SNP)は、英国からのスコットランド独立の是非について住民投票で再び問うべきだと主張するだろう」と述べ、その場合、不透明感はさらに大きくなるとした。

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