「ハイディ・クルムのイメージに合致」したデザイン

一方、マリナ・ホーマンセダーがデザインしたハイディ・クルムのドレスについて、オサントは「独自のカテゴリーに属する」と語る。「アレキサンダー・マックイーンは、ガラスや木、樹脂製のコルセットを作る際にこの技法を用いた。ホーマンセダーは、それを光沢のある超リアルな肌色で加工することにより、より衝撃的で逸脱的な表現にしている。騒動を起こすことを好む一方、通常はきちんと身体を隠しているクルムのイメージに合致する」

ローンやクルムのドレスは、単に身体を見せるためのものではなく、裸体を芸術的に表現する試みだった。身体そのものから錯視という芸術表現へと焦点を移し、何が露出で、何が隠されているのかという見る側の認識を揺さぶっている。

【関連記事】
【写真】「まるでポルノ」「アダルト雑誌...」シドニー・スウィーニー、ほぼ裸の過激ランジェリー姿
【写真】黄金の裸体、芸術的なヌード...シドニー・スウィーニーの大胆ルックを「次元が違う美しさ」とネット称賛

ニューズウィーク日本版 進化する世界の鉄道
2026年10月20日号(10月14日発売)は「進化する世界の鉄道」特集。

鉄道黄金期を迎えたヨーロッパを旅する――コリン・ジョイス(ジャーナリスト)/豪快かつ特異なアメリカ大陸鉄道史/膨張する中国鉄路の野望/「夢の超特急」リニアの現実/韓国、アフリカ、インド……世界を駆ける鉄道新事情

※バックナンバーが読み放題となる定期購読はこちら
※画像をクリックするとアマゾンに飛びます