<スーパーボウルの音楽ステージが、人選をめぐる波紋で揺れている。ハーフタイムの主役は「音楽」か、それとも「政治」か――>

2月8日、カリフォルニア州サンタクララのリーバイス・スタジアムで、NFL(全米プロフットボールリーグ)の王座決定戦スーパーボウルが開催される。そのオープニングセレモニーで公演を行うのがロックバンド、グリーン・デイだ。

「60回目のスーパーボウルが地元で開催され、そのオープニングを飾ることになって、めっちゃ興奮してる! 盛り上がろう!」と、ボーカルのビリー・ジョー・アームストロングはコメントを出した。

スーパーボウルも60周年とあって、音楽界からスターたちが応援に駆け付ける。

チャーリー・プースが国歌を、ブランディ・カーライルが愛国歌「アメリカ・ザ・ビューティフル」を歌い、注目のハーフタイムショーではラテンミュージックの人気を爆発させたラッパー、バッド・バニーがステージに立つ。

だがMAGA(アメリカを再び偉大に)派はバッド・バニーの起用が気に入らない。彼が生まれも育ちもプエルトリコで、ドナルド・トランプ大統領と移民関税執行局(ICE)の移民取り締まりを公然と批判してきたからだ。

トランプ自身がバッド・バニーとグリーン・デイの起用を「ひどい人選」と非難したと、1月24日にニューヨーク・ポスト紙が報じている。

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「ひどい人選」騒動の裏側