しかし多くの市場で住宅価格は「高止まりしている」と、レイは指摘する。

「住宅価格が大幅に高騰した結果、フロリダは引退後の住まいやセカンドハウスの市場としては以前ほど手頃ではなくなった。高級市場に近づきつつある」

弁護士のアマドールは、フロリダに住宅を購入する人々の考え方が変化しつつあると指摘する。

「今までより慎重で、より細かく注意を払うようになった」と、彼女は言う。

「これまでフロリダに住宅を買おうとする人々は『この物件はいくらだろう』と購入価格ばかりに注目してきた。だが今は『この物件を維持するには、いくらかかるだろうか』と考えるようになった。自分たちが購入するのは単なる不動産物件ではなく、『バランスシート』なのだと認識するようになっている」

コンドミニアムの崩落事故と、それに続く住宅市場の大変動。フロリダで不動産を購入した人々は、このローラーコースターからいつ降りられるのか。

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