オハイオ州民主党のペッパーは、バンスが自伝を出して全国区の有名人になってから9年がたつ今も「バンスが本当はどんな人物なのか、私には理解できない」と言う。

「(かつてトランプを批判していた)当時の彼と、トランプがいくら違法行為を繰り返してもひたすら擁護する彼と、どちらが本当の彼なのか。こういう人物は一番信用できない。こんな人間を権力の座に近づけてはいけない」

しかしバンス周辺の人たちは、次の大統領選が始まる頃までには大半の有権者が過去のトランプ批判など忘れているはずだと信じている。トランプの副大統領を4年間も務め上げれば、もうバンスが真のMAGA派であることを疑う人はいないはずだとも確信している。いずれにせよ、自分の運命がトランプと切り離せないことはバンス自身が十分に承知しているはずだ──側近の1人はそう指摘した。

「バンスがトランプの政策に献身的かつ熱心に取り組めば取り組むほど、トランプの後継者に選ばれるチャンスは大きくなる。それくらいは自分で気付いていると思う」と彼は言い、こう続けた。

「トランプの最高の擁護者としてこの4年間を過ごす。そのことにバンスは集中している。そうすれば万事うまくいくと信じているから」

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