<ベネズエラへの軍事介入で「成果」を収めた今、グリーンランド併合も現実味を帯びてきた>

米国大統領ドナルド・トランプが、かねてより関心を示してきた北極圏のデンマーク領グリーンランドに対する強硬姿勢を改めて示し、緊張が高まっている。

専門家や元米政府高官によれば、米政権がすぐに人口の少ないこの戦略的島嶼に軍事行動を起こす可能性は低いと見られているものの、デンマーク当局が懸念を抱くのは当然だという。

ベネズエラ大統領ニコラス・マドゥロとその妻シリア・フローレスを拘束するという米国の作戦実行を受け、緊張はさらに高まった。米特殊部隊は6月3日未明、首都カラカスで爆発音が響く中、両名を拘束、米国に移送した。

トランプ政権は直後、ベネズエラ以外の国に対する軍事行動の可能性について問われて否定しなかった。トランプは1月4日、大統領専用機エアフォース・ワンの機内で記者団に対し、キューバはほとんど崩壊しており「ノックアウト寸前だ」と述べ、メキシコについては、不法移民や麻薬問題に「もっと真剣に取り組むべきだ」と警告した。

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「グリーンランドは無力」