長年の同盟国である南米コロンビアについても「非常に病んでいる」とし、コロンビアに対して何らかの措置を取ることも「魅力的に聞こえる」と語った。トランプはここ数カ月、同国の左派指導者グスタボ・ペトロと激しい舌戦を繰り広げている。

しかし、NATO加盟国を震撼させているのはグリーンランドに関する発言だ。これは米国とデンマークとの緊張をさらに悪化させ、デンマークおよびグリーンランド政府からの強い反発を招いている。

グリーンランドへの行動の可能性について問われたトランプは、1月4日に「まずはベネズエラ、ロシア、ウクライナについて話そう。グリーンランドのことは2カ月後でいい。20日後に話そう」と述べた。

トランプは、グリーンランドは米国の国家安全保障上「極めて重要」であり、「デンマークにはそれを守る力がない」とも発言している。

2025年3月にグリーンランドを訪れた副大統領J・D・バンスは、デンマーク政府が同地への投資を怠っており、「グリーンランドの住民に対して十分な対応ができていない」と非難した。

この北極圏の広大な領土は鉱物資源に恵まれ、米国の宇宙基地ピトゥフィクもある。同基地は米国に向けて発射される長距離ミサイルの探知に不可欠な拠点とされている。

1年前なら冗談だったが