ティム・ケーン議員の地元バージニア州は、首都ワシントンに通勤する連邦政府職員が多く、彼らは何週間も給与が支払われていない。また、同州にはSNAP受給者が90万人近くいる。

他の議員にも同様の事情があった。アンガス・キング議員のメーン州では人口の約12%がSNAPに頼っている。キャサリン・コルテス・マスト議員とジャッキー・ローゼン議員のネバダ州は15%、リチャード・ダービン議員のイリノイ州も15%だ。

実は8人はいずれも、来年の中間選挙に不出馬か非改選で、2人は政界引退間近。実は上院民主党の多くが政府再開を望み、言い訳を用意できる議員を並べて投票を調整した可能性もある。

政府閉鎖と自身の政策に対する世論の否定的反応にいら立ったトランプは、フィリバスター(議事妨害)の廃止を共和党に強く求めた。

そうなれば予算案承認に60票の賛成は必要なくなり、共和党は単純過半数(51票)で可決できる。

上院民主党の多くの議員は現政権に憤っているが、議会内のルールや慣行を尊重する古参議員はフィリバスターの維持を望んでいる。

ルールを守るか、トランプに対抗するか
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