<コロラド州に続き、カリフォルニア州が後に続く構え。接戦州にも広がる可能性がある>

ドナルド・トランプ前米大統領から、2024年米大統領選に向けてカリフォルニア州で行われる予備選への立候補資格をはく奪するために「あらゆる法的な選択肢を検討」せよ――カリフォルニア州のエレニ・クナラカス副知事が、同州のシャーリー・ウィーバー州務長官にこう促した。

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トランプは現在、2024年米大統領選に向けた共和党の候補者指名獲得レースでトップを独走している。しかし12月19日にはコロラド州最高裁が、トランプが2年前の連邦議会襲撃事件に関与したことを理由に、4対3で同州での予備選への立候補資格を認めない判断を下した。2021年1月6日にトランプの支持者が連邦議会に違法に押し入り、ジョー・バイデンの大統領当選の手続きを阻止しようとしたこの事件については、同日の朝にトランプが演説で支持者を扇動した疑いがもたれている。

コロラド州最高裁はこれについて、トランプの行動が、「暴動や反乱に関わった」者が公職に就くことを禁じる米合衆国憲法修正第14条3項に違反したとの判断を示した。

そしてカリフォルニア州の当局者らが現在、同州でのトランプの立候補資格はく奪を検討している。クナラカスは20日にウィーバーに送った書簡の中で、州としてどのような法的手段が可能かを探るよう促した。

接戦州にも波及?

「カリフォルニアは歴史の正しい側に立たなければならない」と彼女は書簡に記した。「コロラド州最高裁の示した判断理由と同じ理由でカリフォルニア州でもトランプの立候補を認めないのかどうか。カリフォルニア州にはそれを判断する義務がある。コロラド州が下した判断をベースとして、同様の判断を下すことが可能だ」

本誌がクナラカスの事務所にコメントを求めたところ、報道官からはこの書簡に関する報道発表を参照して欲しいとの返答があった。本誌はトランプ陣営とウィーバーの事務所にもメールでコメントを求めたが、返答はなかった。

コロラド州最高裁の今回の判断は2024年3月5日の予備選にのみ適用されるものだが、本選挙の立候補資格にも影響を及ぼす可能性がある。カリフォルニア州とコロラド州はいずれも民主党の牙城とされており、どちらにしてもトランプ勝利の可能性は低いが、より接戦が予想される州でも、立候補資格はく奪の可能性に直面している。

ミシガン州では、最高裁と控訴裁判所がトランプの立候補資格はく奪を求める請求を棄却したが、リベラル派の非営利団体「フリー・スピーチ・フォー・ピープル」がこれを不服として上訴している。

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トランプは連邦最高裁に上訴の構え
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