<「ウクライナの二の舞」「中国はやりたい放題」...。台湾の人々がウクライナ侵攻をどう受け止めたのかをジャーナリストの野嶋剛氏に聞いた>

ここ数年で「台湾有事」がリアルに語られるようになり、中国の動きが注目されている。

台湾人はそもそも中国をどのように見ているのか。仮に台湾有事が起きたら、台湾人はウクライナ人のように戦うのか? なぜ日本にとって中台関係は他人事ではないのか? 台湾の専門家でジャーナリストの野嶋剛氏に本誌編集長・長岡義博が聞く。

本記事では、本誌YouTubeチャンネルの動画「第2回目 ニューズウィーク日本版編集長が聞く!ウクライナ侵攻に世界で一番衝撃を受けたのは誰か 野嶋剛×長岡義博」の内容をダイジェスト的に紹介する。

Newsweek Japan-YouTube
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「言葉の通じる外国人」

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台湾の独立を認める中国人がほぼいない一方で、台湾人はビジネス上、中国人と付き合わなくてはならない。実際のところ、台湾人はどんな思いで中国人と付き合っているのか。

かつては「兄弟」のような感覚を持っていた両国民だが、75年以上切り離れた今、感覚や観念がまったく異なる相手になってしまったという。

ビジネスで付き合う上では台湾人は「我々は同胞」と中国人に対して言うものの、実際には現在の台湾人にとって中国人は「言葉の通じる外国人」という認識であると野嶋氏は指摘する。

最近の台湾の若い世代は、中国文化を受容することについて敵対意識がなくなっていると長岡は指摘。それはなぜか?

中国文化はもはや自分たちのアイデンティティを脅かす存在ではなく、あくまで「外国文化」として需要されているにすぎないと野嶋氏は述べる。

台湾の人々はウクライナ侵攻をどう受け止めたのか

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台湾人にとって一番衝撃だったことは、ロシアによるウクライナ侵攻でアメリカが直接的に戦争に関与しないことだったのではないか。仮に中国が台湾を攻めてきたときにアメリカが何もしない可能性があるからだ。実際には台湾人はどう受け止めたのか?

ウクライナ侵攻直後に台湾で行われたシンポジウムで政治学者のフランシス・フクヤマが「台湾人よ、目を覚ませ」「このままではウクライナの二の舞になる」と発言。この発言は台湾社会にかなり響いたのではないかと野嶋氏は述べる。

仮にアメリカが台湾を守らないとなると、台湾はどういう選択肢を取るべきなのかという議論が起きている。

台湾人はウクライナ人のように戦うのか?

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仮に中国が攻めてきたときに、台湾人はどうするのか? 若い世代は国に留まる選択をする人が多いのではないかと野嶋氏は指摘。ただし、世代によってこれは割れるのではないかとも述べる。

これら国民認識や世論は中国による巧妙な認知戦にも影響を受けている。これは台湾だけでなく、日本も他人事ではない問題であるとの指摘も。

■詳しくは動画をご覧ください。

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【動画】第2回目 ニューズウィーク日本版編集長が聞く!
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