腐った軍幹部の更迭を、中国が本気で台湾侵攻の準備を始めた証拠と解釈するのは間違いだが、中国には「この軍隊で本当に戦えるのか」という不安が常にある。過去に何度も、軍隊の腐敗で存続の危機に立たされてきたからだ。
軍事史家は今も、19世紀末の日清戦争で海軍が無惨な敗北を喫した背景に軍幹部の腐敗(砲弾の火薬が砂に化けていた、など)があったと指摘している。盗んだ火薬を転売して稼いだ資金の一部は、船の形を模した西太后の離宮の補修に用いられたとか。歴史が繰り返されるなら、今回もどこかで核弾頭形の豪邸が見つかるかもしれない。
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