「パーンツィリ」は、2022年末にウクライナがロシア領内の標的に向けたドローン攻撃を成功させたためにモスクワ攻撃の場合の防空に懸念の声が浮上、2023年1月に設置されたシステムだ。ソーシャルメディア上では今年に入ってから、ロシア政府の主要機関の庁舎屋上に「パーンツィリ」が設置されている様子を捉えた画像が拡散された。

本誌は過去に、超長距離地対空ミサイルシステム「S-400」などその他のシステムの方が高い火力を持つ可能性があるものの、「パーンツィリ」の方が都市部に設置するのに向いていると報じた。「パーンツィリ」はその他の防空システムよりも近距離の標的に使うように作られており、対空機関砲と約7キロメートル圏内に入った地対空ミサイルや最大20キロメートル圏内の戦術航空機を迎撃できるミサイルが装備されている。ロシアのウラジーミル・プーチン大統領の邸宅近くにも、防空システム「パーンツィリ-S1」が配備されている。だが思わぬ弱点があったわけだ。

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