<地球上で唯一とみられるアルビノのジャイアントパンダに世界が夢中>

【動画】2019年に初めて撮影された幼い頃の姿

中国・四川省にある臥竜国家級自然保護区の管理局は、同保護区に生息する世界で唯一と思われるアルビノ(先天性色素欠乏症)のジャイアントパンダを捉えた定点カメラ映像を公開した。雪の中をゆっくりと歩いたり木登りしたりする姿や、他のパンダと行動をともにする様子が世界的に話題となっている。

白い毛に赤い目をしたこのパンダは現在推定5〜6歳で、2019年4月に初めて確認された。09年に陝西省の秦嶺山脈で薄茶色のジャイアントパンダが発見されて話題になったことはあったものの、アルビノの個体は今回が初めて。

遺伝性疾患であるアルビノは、皮膚や目、毛や鱗などに色を与えるメラニン色素を体内で生成することができない。アルビノの動物は通常の色の個体と比べて明るく、自然環境下では目立つ傾向にあり、危険にさらされることが多い。発現する確率は極めて低いが、ヒトやカンガルー、ヘビにワニ、それにクジラなど多くの種で報告されている。

なお、中国原産のジャイアントパンダは国際自然保護連合(IUCN)のレッドリストで危急種(VU)に分類されており、15年に中国政府が発表した調査結果では推定個体数は1864頭だった。

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