バオらの研究でも、オピオイドの処方・調剤が減った理由は特定されていない。「薬局の調剤データでは減少理由まで分からない」とバオは言う。患者からの調剤依頼が減ったのか、医師の処方が減ったのか、特定は困難だ。
オピオイドの代わりに医療用大麻を処方する医師が増えたのかもしれない。患者が自分でマリファナを買って痛みをコントロールし、以前ほど医師に鎮痛薬の処方を頼まなくなった可能性もある。いずれにせよ「診療側の情報や患者の服用データ」がない限り、理由は解明できない。
バオによれば、今回の研究は疼痛治療にマリファナとオピオイドのどちらが適しているかを論ずるものではない。マリファナの有効性や安全性は「ほとんど知られていない」が、それでも現実問題として「医師の監督なしにマリファナを使っている患者がたくさんいる可能性」は否定できないという。まあ、何であれ薬物はほどほどに。
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