イギリスのカースティ・ミュア選手も絶賛している。「あの会場はすごいよ。ジャンプをするにはとてもクールなところだ」

だが、フランスのアントワーヌ・アドゥリス選手は、手放しで褒めてはいない。「初めて上まで行ったとき、少しがっかりした。これまでの会場ではてっぺんに立つと、たくさんの山が見えたから。でも、夜にライトが当たると、ここは本当に素晴らしい」

雪山で開催するよりも、競技用に作られた専用施設のほうが好ましい理由を主張するオリンピック選手もいる。

「アクセスしやすい会場は本当にありがたい。現地までスニーカーで行けるのだから」というスイスのマチルド・グレモー選手の発言を、USAトゥディは引用した。

ビッグエアは、4年前の平昌オリンピックでデビューした比較的新しい競技。当初はスノーボードのみが対象だった。

選手たちは命がけでジャンプ、トリック、ツイスト、フリップなどの技を披露しながら、スロープを猛スピードで駆け下りる。

ジャンプ台は五輪終了後も解体されることはなく、世界初の常設ビッグエア会場となる。

ロイター通信によると、この首鋼パークが五輪会場に選ばれたのは、「工業地帯を文化やレジャーに利用することで持続可能な社会を実現する」ためだった。

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