<新型コロナウイルスによって孤児になるか養育者を失う子供がアメリカで問題に。さらにその多くを人種的少数派が占めている>

コロナ禍が生んだ悲劇がまた1つ明らかになった。10月7日に米国立衛生研究所(NIH)などが発表した調査報告によれば、2020年4月から21年6月までの間に、新型コロナウイルスによって親が死ぬなど養育者を失ったアメリカの18歳未満の子供は14万人を超えることが分かった。実に500人に1人が、コロナ禍により孤児になるか養育者を失ったという。

こうした子供のうち65%は人種的少数派が占め、黒人の子供の場合は310人に1人が孤児になるか養育者を失った。英医学誌ランセットが今年7月に発表した報告では、コロナ禍に突入後の14カ月間で養育者を失った子供は世界で150万人以上に上る。

14万人以上

コロナが原因で養育者を失ったアメリカの子供

310人に1人

アメリカの黒人の子供のうち養育者を失った割合

150万人以上

コロナにより養育者を失った世界の子供

【関連記事】
ニューズウィーク日本版 帰ってきたマイケル
2026年6月23日号(6月16日発売)は「帰ってきたマイケル」特集。

伝記映画が日本上陸。マイケル・ジャクソンが2026年によみがえる

※バックナンバーが読み放題となる定期購読はこちら
※画像をクリックするとアマゾンに飛びます