<この冬テキサス州を襲った大寒波は中国の気象兵器の仕業で、バイデンは実験の見返りに多額の金銭を受け取ったと主張>

中国はジョー・バイデン米大統領に「何十億ドル」もの金を払って、アメリカで「気象戦争」用の兵器の試験を実施するよう依頼した――Qアノン信奉者で元女優のキルステン・ウェルドンは主張する。この冬にテキサス州を襲った複数の激しい嵐は、この気象兵器によって引き起こされた疑いがあるという。

右翼監視サイトの「ライト・ウィング・ウォッチ」は4月3日、ウェルドンが自らの主張を繰り広げる動画を投稿。この中で彼女は、中国は気象兵器として「海に船舶用の燃料を貯蔵したり、極地上空の気流の渦(極渦)を破壊したり」したと述べた。

「彼らが破壊した極渦がテキサス全域を襲い、大寒波をもたらした」とウェルドンは主張する。

彼女の言う大寒波とは、2月にテキサス州を襲った大雪と記録的な気温低下のことだ。この嵐の影響で送電網が壊れて大規模停電が発生し、400万世帯以上が電気も暖房器具も使えない状態となった。

ウェルドンはさらに、中国は普段は、気象兵器を使ってプエルトリコのアレシボ天文台から「ハリケーンを引き寄せて」いると主張。同天文台は現在、巨大望遠鏡が壊れて閉鎖されているため、エクアドルにある高周波活性オーロラ調査プログラム(HAARP)の施設から気象兵器を発射したと説明した。

HAARPの研究施設では、地球の上空およそ50キロのところにあり太陽エネルギーを吸収する「電離層」で、太陽放射線の観測を行っている。

たびたび過激な陰謀論を主張

「もちろんバイデンは(中国から)事前に何十億ドルもの金を受け取っているし、アメリカ国内での兵器使用を許可したことで、さらに多くの金を手にした」とウェルドンはつけ加えた。

ウェルドンは1991年に公開されたオリバー・ストーン監督の映画『ドアーズ』で「車の中の少女」役を演じた。1990年にはホラー映画『Sorority House Massacre III: Hard to Die』にも「工作員の恋人」役として出演している。殺人鬼が、下着店で棚卸しをしている若い女性5人をストーキングするという話だ。

彼女はその後モデルの仕事を始め、またヨーロッパとアジアの美を取り入れたインテリアデザイナーとしても活躍。その一方で、過激な陰謀論を支持する動画に定期的に登場している。

ウェルドンは過去には、ドナルド・トランプ大統領(当時)が50回以上、暗殺の標的になっていたことを示す機密情報を入手したと主張。トランプは複数のクローンがいるお陰で暗殺を免れたと言っていた。2020年7月には、ユタ州選出のミット・ロムニー上院議員(共和党)の妻が「児童ポルノ動画」をつくったとも主張した。

Qアノンの信奉者としても知られる
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