一方、ドイツ版バズフィードによると、ドイツ語のフェイスブックでは欧州議会に関する投稿のうち、最も人気があった100件中49件が右派ポピュリスト政党「ドイツのための選択肢(AfD)」の投稿だった。

レゾはCDUからの討論の呼び掛けを拒否している。政党側が気候変動の緊急性を認めるまでは議論してもあまり意味がない、というのが理由の1つだ。レゾに独占インタビューしたシュピーゲル誌は、彼や16歳のスウェーデン人環境活動家グレタ・トゥンベリを「19年組」と呼び、新世代活動家のリーダーと位置付けた。

主流メディアと政治家は、大衆の幻滅に対処する方法をなかなか見いだせずにいる。CDUのレゾへの怒りとつたない対応はいかにも心もとない。ネット上で議論を活性化させることに成功しているのが、既成政党ではなく極右のデマゴーグであることを考えればなおさらだ。

CDUはレゾを批判したり討論を呼び掛けるのではなく、教えを乞うべきなのかもしれない。

From Foreign Policy Magazine

<本誌2019年7月9日号掲載>

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