[東京 6日 ロイター] - サンリオは6日、2027年3月期通期の連結純利益予想を前年比16.8%増の638億円で据え置いた。IBESがまとめたアナリスト16人のコンセンサス予想の平均値658億円を下回った。

4─9月の連結中間純利益は前年比6.1%増の291億円だった。「ハローキティ」や30周年を迎えた「ポムポムプリン」を中心にキャラクター人気が国内外で拡大し、業績を押し上げた。海外事業ではアジアの売上高が前年比31.4%増の244億円と大きく伸びた。欧州、北米、アジアは人件費やマーケティング費用の増加などにより、営業利益が前年同期比で減少した。

下期について松本成一郎常務は「米国のマクロ環境が想定したより良くない」として、足元では慎重な見方を示した。従来は関税の影響が一巡して業績が改善すると見込んでいたが、米国のインフレを受け、ライセンシーが価格を抑えるため、ライセンス商品の取り扱いを減らす動きが一部でみられるという。

来年は、デンマークの玩具大手レゴグループとのコラボ商品「レゴサンリオ」のほか、劇場アニメーションの公開を控えている。松本氏は「キャラクターのモメンタムはいい状況ができている」と述べ、引き続きプロモーション活動に注力する考えを示した。

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