[東京 6日 ロイター] - 日本製紙は6日、未定としていた2027年3月期通期の連結業績予想を公表し、純損益が400億円の赤字(前年は117億円の黒字)になるとの見通しを示した。米国子会社の工場で5月に発生したタンク倒壊事故や、7月の熊本地震による八代工場(熊本県八代市)の被災を受け、特別損失を計上する。

八代工場のグラフィック用紙・パルプ事業は終了する。主要設備の補修・更新に3─4年程度の工期と多額の費用が必要となることから、復旧は困難と判断した。同工場に勤務する従業員については、グループ内で配置転換などで雇用を確保する。

26年4─9月期の連結純損益は52億円の黒字だった。前年同期比6.9倍となった。リンテック株などの売却益を計上した一方、震災による損失151億円、タンク倒壊事故による損失22億円などを特別損失に計上した。

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