アメリカの11月3日の中間選挙で共和党が大敗し、上院と下院の両方で民主党に多数派を奪われるなか、J・D・バンス副大統領は翌4日、敗北につながった4つの理由を明らかにした。
共和党は、2024年の大統領選でドナルド・トランプ大統領が10ポイント以上の差をつけて勝利した選挙区でも、相次いで議席を失った。民主党は上院で少なくとも7議席、下院で25議席以上を共和党から奪う勢いを見せ、共和党の地盤とされてきた地域にも大きく食い込んだ。
バンスは11月4日朝、X(旧ツイッター)への投稿で、共和党の世論調査専門家から、2024年の大統領選でトランプに投票しながら、今回の中間選挙では民主党への投票を考えていた有権者について報告を受けたと明かした。
世論調査では、こうした有権者に共和党への支持を取り戻すために何が必要かを尋ねたところ、イラン戦争の終結、生活費の高騰やインフレへの対策、アメリカ第一主義の徹底、イスラエルとの関係の見直しという4つの回答が大半を占めたという。
「われわれが負けた理由は戦争だ。大統領自身も昨夜、そう語っている。仮に今後6年間にわたって上院の多数派を失うことになっても、戦争にはそれだけの価値があったと主張したいなら、そうすればいい。それだけの代償を払う価値があったと論じればいい。その主張に賛成するかどうかは別として、少なくとも戦争の代償を正面から認めた議論にはなる」
バンスはまた、アメリカの将来については今も「希望を持っている」と述べた。
「怒りを感じ、『だから言っただろう』と言いたい人たちへ。その通りだ。あなたたちは確かに警告していた。そのエネルギーを、自分たちと同じ価値観を持つ共和党候補の当選に向けてほしい。選挙結果に腹を立てている人たちへ。怒るのは当然だ。その怒りを力に変え、国を救うための仕事に再び取り組もう」と投稿した。