Andy Sullivan

[3日 ロイター] - 3日投開票の米中間選挙のメーン州上院選で、共和党現職のスーザン・コリンズ氏が、民主党のトロイ・ジャクソン氏に敗北したことを認めた。

コリンズ氏は1996年に初当選したベテラン議員。メーン州の有権者は1988年を最後に大統領選で共和党候補を支持していないが、コリンズ氏は穏健派の共和党議員として何度も再選を果たしてきた。しかし今年の選挙では経済的な問題が逆風となった。

イラン戦争の影響で燃料価格が上昇したことは、冬の寒さが厳しく、農村が大半を占める同州では特に深刻な問題だ。トランプ大統領がカナダに仕掛けた貿易戦争は、観光業やロブスター漁、林業など州経済の柱に打撃を与えた。

州上院議長を務めた経歴を持つジャクソン氏は、人里離れたアラガッシュの出身で、労働者階級であることを前面に出した。国民皆保険などの左派的な政策を掲げて選挙戦を進め、バーモント州選出で民主社会主義者のバーニー・サンダース上院議員ら著名な進歩派からも支持を集めた。

ジャクソン氏の勝利の道のりは異例だった。当初、州知事選に立候補したものの、6月の民主党予備選では3位に終わった。ところが、同州の上院選候補グレアム・プラトナー氏が性的暴行疑惑を受けて撤退し、7月に民主党がジャクソン氏に白羽の矢を立てた。

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