[ジャカルタ 4日 ロイター] - インドネシアの金融規制当局は4日、株式市場における違反行為の疑いで新たな制裁を発表した。世界的な指数算出会社MSCIが最近、市場区分を格下げする可能性を警告したことを受けて進めている市場改革の一環。
・当局は、観光会社PTパノラマ・セントラウィサタと自動車販売会社PTビンタン・オト・グローバルの2社に関連する違反行為の疑いで、複数の事業体に総額75億4000万ルピア(41万5770ドル)の制裁金を科した。
・当局はパノラマ株の取引で相場操縦を確認し、誤解を招く株価の動きを生じさせたと指摘した。この件に関連する証券口座18件が閉鎖された。
・また、ビンタン・オトの取締役3人に対し、同社の2017─20年の財務諸表に記載された新規株式公開(IPO)による調達資金に関して不正確な情報を承認していたとして制裁を科した。
・このほか当局は、顧客のポートフォリオ報告書を改ざんし、顧客の指示なく株式を売却したとして、証券ディーラーを処分した。
・2日には、投資家の解約請求に対する支払いを怠ったなどの違反行為の疑いで、運用会社PTオーロラ・アセット・マネジメントに26億ルピア(14万3369ドル)の制裁金を科し、同社の投資信託5本を閉鎖した。
・同社はコメント要請に直ちに応じなかった。