Deena Beasley
[3日 ロイター] - 米バイオ医薬品会社アムジェンが3日発表した第3・四半期決算は、売上高が前年同期比8%増の104億ドルとなり、LSEGがまとめたアナリスト予想平均の101億ドルを上回った。高脂血症治療薬「レパーサ」や、新薬の肺がん治療薬「イムデトラ」、希少疾患治療薬「ユプリズナ」がけん引した。
調整後1株利益は同14%増の6.45ドルとなり、アナリスト予想平均の5.79ドルを大幅に超えた。
一方で、一部の旧来の医薬品の売上高が大幅に減少したことを受け、通常取引で1%近く下落した同社株は、時間外取引で一時、さらに2%超下落した。
骨粗しょう症薬「プロリア」の売上高は前年同期比45%減の6億3200万ドルとなり、アナリスト予想平均の6億9700万ドルを下回った。特許切れによる競争激化が響いた。
アムジェンは通期調整後1株利益見通しを従来予想の22.30-23.50ドルから22.90-23.70ドルに上方修正。通期売上高見通しも従来予想の382億―394億ドルから389億―397億ドルに引き上げた。アナリストは調整後1株利益を23.02ドル、売上高を389億ドルと予測している。
シティグループのアナリスト、ジェフリー・ミーチャム氏はリサーチノートで、アムジェンの通期見通し上方修正は、「商業化実行力に対する信頼を強めるが、予想PERは今後、パイプラインの進展への依存度を一段と高める」と指摘。減量薬候補「マリタイド」やその他の主要候補薬に関する有望なデータが出るまで、投資家は引き続き慎重な姿勢を崩さないだろうとの見方を示した。