Nathan Layne Joseph Ax Dan Rosenzweig-Ziff
[デトロイト 3日 ロイター] - 米メディアによると、3日の米中間選挙ではジョージア州、バージニア州、ニューハンプシャー州、ノースカロライナ州の連邦上院選で民主党候補が勝利した。
米東部時間午後7時30分(日本時間4日午前9時30分)時点で10州で投票が締め切られ、米メディアは下院選の約12選挙区で当選確実を伝えた。全米の多くの地域では投票が続いている。
上院選では、南部ジョージア州で現職のジョン・オソフ氏が再選を果たした。今回の選挙は、民主党が共和党から議会の多数派を奪還できるかが焦点。オソフ氏は、重要選挙区で最初に当選確実が伝えられた候補となった。
バージニア州の民主党現職マーク・ウォーナー氏も予想通り再選を果たした。
ニューハンプシャー州では民主党のクリス・パパス氏が共和党のジョン・スヌヌ氏を破り、当選を確実にした。パパス氏は引退する民主党現職の議席を守った。
寒冷な同州では、トランプ米大統領による対イラン戦争を背景に、エネルギー価格の高騰が大きな争点となっていた。
ノースカロライナ州では、民主党のロイ・クーパー氏が共和党のマイケル・ワトリー氏を破り、共和党から議席を奪った。
知事を2期務め、知名度の高いクーパー氏は、トランプ氏の支持率が低下する中、食品やエネルギーの価格高騰を争点に選挙戦を展開。トランプ氏が自ら選んだ候補を破った。
クーパー氏は、共和党のトム・ティリス上院議員の後任となる。ティリス氏は、トランプ氏の看板政策である減税・歳出法に盛り込まれた低所得者向け公的医療保険「メディケイド」の削減を巡って同氏と対立し、引退を表明していた。
改選前の上院は共和党が53議席、民主党側が47議席で、民主党が多数派を奪還するには議席数を差し引き4増やす必要がある。