[3日 ロイター] - 米フェイスブックの親会社メタ・プラットフォームズは3日、5本立ての米ドル建て社債発行を通じて150億ドルを調達すると発表した。人工知能(AI)インフラへの投資拡大に必要な資金の一部を債券市場で確保する。

大手テクノロジー企業は従来、豊富な手元資金を成長投資に充ててきたが、足元ではAIデータセンターや計算能力の増強、クラウド事業の拡大に向け、相次いで資金調達に動いている。メタの今回の起債もこの流れに加わるものだ。

規制当局への提出書類によると、今回発行する社債には、表面利率5.85%の2031年償還債32億5000万ドルと、同6.25%の33年償還債32億5000万ドルが含まれる。

メタは4月にも投資適格級の社債発行で250億ドルを調達したほか、2025年には300億ドルの社債を発行した。長期的なAI投資に向け、外部資金の活用を拡大している。

メタは先月、株式発行による資金調達額を975億ドルに引き上げたばかり。今回の起債は、AI関連インフラ投資に向けた資金確保を進める同社の姿勢を浮き彫りにしている。同社は2026年の設備投資額について、主にAI投資を背景に1350億─1450億ドルを見込んでいる。

ムーディーズは今回の社債に「Aa3」の格付けを付与した。AI関連支出が増加しても、メタが保守的な財務方針を維持し、現金が債務を上回るネットキャッシュの状態を保つと予想している。

LSEGがまとめたデータによると、メタの9月30日時点の債務総額は836億7000万ドルだった。

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