[香港 3日 ロイター] - 香港政府が3日発表した2026年第3・四半期の域内総生産(GDP)速報値は前年同期比で5.2%増加した。プラス成長は15期連続。輸出の伸びの加速と内需の堅調が要因。
・ロイターがまとめたエコノミスト10人の平均予想は3.6%増だった。成長率は第2・四半期が4.2%、第1・四半期が5.9%だった。
・第3・四半期GDPの前期比(季節調整済み)は1.9%増。
・香港政府の報道官は「今後も香港の経済見通しは良好で、最新のデータは成長の勢いが持続することを示している」とし、人工知能(AI)の世界での投資が旺盛なことが、引き続きモノの輸出を下支えするとの見通しを示した。
・報道官は、サービスの輸出は香港を訪れる観光客の増加と、活況を呈する越境交通、活発な金融活動が追い風となると指摘。中東での地政学的緊張や主要中央銀行による金融引き締め政策には注視が必要との見解を示した。
・第3・四半期の民間消費支出は前年同期比で2.8%増。第2・四半期は2.9%、第1・四半期は4.9%それぞれ伸びていた。
・第3・四半期のモノの輸出は30.4%増と大幅に伸びた。第2・四半期の改定値は28.9%増、第1・四半期は23.8%増えた。
・第3・四半期のモノの輸入は29.9%増。第2・四半期は29.3%、第1・四半期は29.9%それぞれ増加していた。
・26年第1―第3・四半期累計の実質GDPは前年同期比で5.1%増加し、同期の伸び率としては5年ぶりの大きさだった。