Nandita Bose
[ワシントン 2日 ロイター] - トランプ米大統領は2日、イランは米国との合意を望んでおり、「合意は実現する可能性がある」と述べ、イランに対する軍事攻撃再開に慎重な姿勢を示した。
トランプ氏はここ数週間、3日投開票の中間選挙後にイランに対する攻撃を再開する可能性を示唆していた。ただこの日、首都ワシントンのリンカーン記念堂前にある人工池前で演説を行った後、記者団から中間選挙後の対イラン攻撃を検討しているか問われると、「ノー」と答えた。
ただ、イランが核兵器を保有することは認めないとの従来の立場を改めて強調し、「イランによる核兵器保有は決して認めない。そのことはイランも理解している」と指摘。「イランの核兵器保有を認めれば、この国はこれまでと同じように機能しなくなる。世界全体が全く違う場所になってしまう」と語った。
その上で「最近はほとんど戦闘は行われていない」と述べ、現在の状況は戦争ではないとの認識を表明。「われわれはイランの指導者を排除した。イランは『どうかもうやめてほしい』と言ってきており、われわれはそうするつもりだ」と述べた。
バンス副大統領はこの日、イランを巡る協議について「一定の進展があった」とし、「さらに進展させられるか見極めたい」と語り、イランに対する攻撃再開までに合意成立を求める期限は設けていないと述べた。関係筋によると、米国とイランの協議を仲介するカタールの代表団は2日夜、米国との合意の可能性を巡りイランのアラグチ外相と協議するため、イランの首都テヘランに到着した。