Katharine Jackson
[ワシントン 30日 ロイター] - バチカン(ローマ教皇庁)広報局は30日、ローマ教皇レオ14世(71)が米中間選挙で郵便投票を行ったと明らかにした。米国出身の教皇にとって、歴史的な初の投票となった。
バチカンは「市民として政治参加するという長年の慣行に従い、シカゴに郵便投票用紙を提出した」と説明。「教皇は、市民には民主的なプロセスに参加する権利と義務があるとの信念を表明している」としたが、どの候補者に投票したかは明らかにしなかった。
教皇はシカゴ生まれで、米国出身者として初めて教皇となった。ウィル郡書記官のウェブサイトによると、出生名のロバート・フランシス・プレボストで郵便投票を行った。
トランプ米大統領は教皇の即位当初、犯罪対策に「弱腰」で「ひどい」と述べるなど繰り返し批判していた。
教皇は3月、神は戦争を始め「血にまみれた手」を持つ者の祈りを拒絶すると発言。4月には、イラン文明を破壊するとのトランプ氏の威嚇を容認できないと表明した。それ以前にも、トランプ氏主導で設置されたパレスチナ自治区ガザの暫定統治機関「平和評議会」への参加を辞退した。また、米国における移民の扱いについて「深い省察」を促している。
出身地のイリノイ州は、民主党の強固な地盤。