Noriyuki Hirata
[東京 2日 ロイター] - 前場の東京株式市場で日経平均は続落し、前営業日比0.31%(195円00銭)安の6万3095円11銭となった。前週末の米国市場での人工知能(AI)・半導体関連株安を受けて売りが先行したが、東京市場では先回りして下落していた面があり、下値では自律反発を期待した買いが入った。一時プラスに転じる場面もあった。
・日経平均は売り先行し一時0.9%(577円)安の6万2712円に下げを拡大。AI関連の主力株の下げが指数を下押し
・米市場の株安の背景には半導体大手インテルやアマゾン・ドット・コムの四半期決算が期待外れとの受け止め。東京市場では前週末に織り込み進展
・日経平均は売り一巡後、徐々に下げを縮小し一時プラス転換
・東京エレクトロンは決算が好感されて上げ拡大。アドバンテストやディスコなど朝方に安かった銘柄もプラスに転換
・韓国KOSPIや時間外の米株先物のプラス推移も支えに
・決算手掛かりの個別物色は活発。NGKやレーザーテックが高い一方、キオクシアホールディングスやSCREENホールディングスは急落
・米中間選挙の投開票を今週に控える中、次第に様子見も
・TOPIXは0.84%安の3931.61ポイントで午前の取引を終了。東証プライム市場の売買代金は3兆7990億9300万円。
・東証33業種で上昇したのは、ガラス・土石、電気・ガス、食料品の10業種、下落は倉庫・運輸関連、精密機器、非鉄金属の23業種。
・グロース市場に新規上場のMabGenesisの初値は公開価格を8%下回る763円となり、762円で午前の取引を終了。
・東証プライム市場の騰落数は、値上がりが446銘柄(28%)、値下がりは1056銘柄(68%)、変わらずは48銘柄(3%)。
<東海東京インテリジェンス・ラボ チーフストラテジスト 長田清英氏>
「(米株安は)前週末の東京市場の下げである程度織り込まれていた」
「AI関連銘柄以外でも物色がみられ底堅さもうかがえる」
「(時間外取引の)米ナスダック先物がプラスで推移していることは投資家心理の支え」