Gram Slattery Andrea Shalal
[パームビーチ(米フロリダ州) 31日 ロイター] - トランプ米大統領は31日夜、ブラジル大統領選で敗北したフラビオ・ボルソナロ氏について、米国への無期限滞在を認める考えを示した。
トランプ氏はフロリダ州パームビーチにある私邸「マール・ア・ラーゴ」で開いたハロウィーンのパーティーの席上、記者団に対し「(ボルソナロ氏は)好きなだけここにいてよい」と発言。「私に言わせれば、ブラジル大統領選は恥ずべきものだった」と改めて非難した。
この発言に先立ち、ルビオ米国務長官はアトランタでブラジルのビエイラ外相と会談し、近日中に再度会談を行うことで合意していた。トランプ氏の発言は、米国とブラジルの関係が当面、緊張状態にとどまる可能性を示している。在米ブラジル大使館は、コメントの要請にすぐには応じなかった。
外部の選挙監視関係者らは、この選挙は自由かつ公正に実施されたとの見方を示している。ボルソナロ氏は現職ルラ大統領に敗れた後、ブラジルを出国。ボルソナロ氏はブラジルで二つの連邦マネーロンダリング捜査の対象となっており、警察当局は逃亡の恐れがあるとみていた。最高裁判事は選挙直後、同氏の旅券を無効にする判断を下していた。
ロイターが以前に報じたところでは、ボルソナロ氏は人道上の理由による一時的な入国許可を得て米国に入国した。この資格の有効期間は通常、一年に限られる。
ルビオ氏は31日、ボルソナロ氏のブラジル出国に至る一連の動きについて、米政府は直接関与していないと述べた。一方、ロイターや複数の報道機関は、ホワイトハウス当局者のジェイソン・ミラー氏がボルソナロ氏の渡米を手配するうえで協力したと伝えている。トランプ氏は31日、ボルソナロ氏と会談する予定はないと表明した。