[チューリヒ 28日 ロイター] - スイスの金融大手UBSが28日発表した第3・四半期決算は、純利益が前年同期比8%増の26億9000万ドルとなった。同社がまとめたコンセンサス予想の27億1000万ドルとほぼ一致した。
グローバルウェルスマネジメント部門の新規資金純流入額が550億ドルに達し、業績を支えた。地域別では、アジアで180億ドル、米州で170億ドルの純流入となった。
UBSによると、米州の収益性は改善し、税引き前利益率は2%ポイント超上昇した。
UBSは、クレディ・スイスとの統合は年末までの完了に向けて予定通り進んでいると説明した。2026年末までの累計コスト削減額の見通しは約137億ドルと、従来の約135億ドルから引き上げた。
統合の進展に伴い、第3・四半期のフルタイム従業員数は1500人近く減少。従業員は1万2700超の個人用人工知能(AI)エージェントを稼働させており、同行は引き続きAI技術に投資しているという。
第3・四半期に18億ドル相当の自社株買いを実施した。総額30億ドルの自社株買い計画は27年2月に完了する予定で、従来示していた同年半ばから前倒しする。