[ロンドン 27日 ロイター] - コカ・コーラやプロクター・アンド・ギャンブル(P&G)、ネスレ 、レキットなど世界の食品・日用品大手は、コスト上昇を補うため2027年に一段の値上げを実施する可能性があると警告した。一方、消費者は食料品などへの支出を増やすことに引き続き慎重だ。
中東紛争に伴いエネルギーや原材料、輸送のコストが上昇する中、各社は利益率の維持に向け難しいかじ取りを迫られている。
コカ・コーラのエンリケ・ブラウン最高経営責任者(CEO)は27日、消費者への圧力が27年まで続く可能性があると指摘。同社が通期利益見通しを引き上げる中、ブラウン氏は「物流費や輸送費の増加により、コスト上昇圧力が高まっている」と語った。
各社はコスト増を吸収する手段を使い果たしつつある。レキットのクリス・リヒトCEOは「コモディティー価格や投入コストがこの水準にある以上、恐らく一段の値上げが必要になる」と語った。
P&Gは先週、原材料費やエネルギー費、輸送費の上昇による利益への打撃の見積もりを10億ドルから14億ドルに引き上げた。