Kalea Hall David Shepardson
[デトロイト 27日 ロイター] - 米ゼネラル・モーターズ(GM)は、人気の3列シートSUV(スポーツ用多目的車)にハイブリッド車(HV)を投入する計画だ。事情に詳しい関係者が明らかにした。電気自動車(EV)に多額の投資を行ってきた同社の戦略転換となる。
関係者によると、GMはミシガン州ランシングの工場で「シボレー・トラバース」「ビュイック・アンクレイブ」「GMCアカディア」のHVモデルを生産する計画。基本構造が似ているこれらの車種は、同社の米国での主力販売モデルに数えられる。
GMはロイターが27日に計画を報じた後に声明を発表し、HV生産の準備に向けてランシング・デルタ・タウンシップ組立工場に投資する計画だと明らかにした。時期や車種の詳細は示さなかった。
メアリー・バーラ最高経営責任者(CEO)は先週の決算説明会で、複数の車種でHVを投入するとアナリストに説明した。
米国では、ガソリン価格上昇による負担を軽減しようとする消費者の需要を受け、HV販売が急増している。
販売店からは、GMのHVの品ぞろえが乏しいことへの不満が出ている。
最近開かれた販売店とGMの販売部門幹部による地域会合の出席者らはロイターに対し、販売店側がHVをラインアップに加えるよう同社に働きかけてきたと語った。
ある販売店関係者は「機会があるたびに、HVが必要だと伝えてきた」と述べた。
GM幹部は以前、HVの導入はかなり複雑で多くのコストがかかるため、EVへの投資を優先したいと説明していた。