<発端は異母兄によるフィリピン警察への通報だった>
[ロンドン発]ヘンリー王子と英国に戻ったメーガン妃の実父トーマス・マークル氏(82)を巡り、過去の児童性的虐待の素材所持疑惑が表面化し、衝撃を広げている。発端は異母兄トーマス・マークル・ジュニア氏によるフィリピン警察への通報だった。
【動画】トーマス・マークルに対する疑惑について分かっていること
マークル氏とジュニアは再出発のため2025年1月フィリピン中部セブ市に移住。マークル氏は同年末に血栓症で左脚膝下を切断し、2026 年5月療養のため米フロリダ州へ帰国した。現地に残された荷物を整理していたジュニアが少女の性的虐待画像や映像を大量に発見したとされる。
ジュニアはマークル氏のPCや携帯電話などの記憶媒体やネガフィルムを証拠として警察に提出した。
フィリピン内務自治相は押収物のデジタルフォレンジック解析を進めていると表明。「現時点では極めて悪質な性犯罪者である可能性をあらゆる兆候が示している」と語った。家族間の対立も考慮する必要があるとして鑑定結果が出るまで最終判断を留保した。
約1週間で分析を完了させ正式に報告するという。
メーガン妃はロンドン警視庁から父親の疑惑を知らされていた
フィリピン司法省の人身取引・オンライン児童性的虐待対策部門と国家警察の専門部門が捜査を進めている。米連邦捜査局(FBI)も疑惑を把握していると表明した。
メーガン妃はロンドン警視庁から父親の疑惑について知らされていた。父親を遠ざけたのは子どもたちを危害から守るためだったと強調している。
マークル氏の最初の妻(24年に死去)から告発を受けながらFBIや国外の法執行機関へ情報を共有せず放置していたとして、ロンドン警視庁は厳しい批判にさらされている。
認知症を患うマークル氏は過去にフィリピンで売春による性的サービスを利用したことは認めたものの、18歳未満の人物との性的関係を全面的に否定している。
「電子機器は2年近く自分の管理下になかったとして、違法な画像が存在するなら第三者が入れた可能性がある」と主張する。ジュニアとの金銭を巡る対立も報じられている。