[21日 ロイター] - 米メタ・プラットフォームズは21日、年間設備投資見通しの下限を引き上げるとともに、無議決権株を新たに発行すると発表した。巨額の投資が必要なAI(人工知能)事業拡大の資金を調達する。
発表を受け、メタの株価は時間外取引で4%超上昇した。
メタは2027年1月に議決権のない新たなクラスC普通株を発行する。実質的には1対2の株式分割となる。AI開発競争が激化する中、ザッカーバーグ最高経営責任者(CEO)の支配権を維持しつつ、企業買収や優秀な人材の確保に必要な資金を調達することが狙い。
26年の設備投資額見通しは1350億─1450億ドル。従来見通しは1300億─1450億ドルだった。
第3・四半期(9月30日まで)決算は、売上高が646億ドル。LSEGが集計したアナリスト予想の633億7000万ドルを上回った。
希薄化後1株利益(EPS)は3.83ドル。8月の和解に関連する98億9000万ドルの費用計上がなければ、7.40ドルだったとしている。
第3・四半期のフリーキャッシュフロー(FCF)は21億2000万ドルのマイナス。前年同期は106億3000万ドルのプラスだった。
第4・四半期の業績見通しは、売上高が730億─760億ドル。市場予想は737億3000万ドルだった。
ザッカーバーグCEOは声明で「われわれの投資は成果を上げている。中核事業は好調で、全分野で勢いがみられる」とした。