Virginia Furness
[21日 ロイター] - トランプ米大統領は、米議会での共和党の多数派維持に向けた鍵を握る選挙区で候補者を支援するため、中間選挙戦終盤の6週間でテレビ広告やダイレクトメール広告に2億7700万ドル超を投じたことが分かった。
連邦選挙委員会(FEC)のデータによると、トランプ氏の特別政治活動委員会(スーパーPAC)「MAGAインク」は、今回の中間選挙でこれまでに3億ドル超を費やしており、ほとんどの世論調査で民主党の対立候補に後れを取っているテキサス州、ミシガン州、オハイオ州の上院選に、直接または他のPACを通じて最も多額の資金を投入した。
トランプ氏は20日、自身の交流サイト(SNS)「トゥルース・ソーシャル」への投稿で、11月3日に投票が行われる中間選挙までに共和党の選挙活動支援に4億─5億ドルを投じると表明した。選挙資金に関する届け出によると、最近の支出のうち2億2500万ドルを「ノー・ゴーイング・バック」と「セーフティー・アンド・アフォーダビリティー」という他の2つのスーパーPACを通じて拠出した。
スーパーPACは、ほとんど制約なく選挙運動のために無制限に資金を受け取り、支出することができる。
これらのPACは、テキサス州上院選に立候補するケン・パクストン氏の支援に3600万ドル超、ミシガン州のマイク・ロジャーズ候補に3010万ドル、オハイオ州のジョン・ハステッド候補に2800万ドル超を投じた。共和党が53対47の過半数を占める上院の支配権を維持するには、これら3議席が鍵を握る。
選挙予測で知られるネイト・シルバー氏の最新データによると、民主党が上院を制する確率は77%超で、53対47の多数派になると予測。下院を制する確率は94%超で、240対195の多数派になると予測している。