[21日 ロイター] - ウクライナのゼレンスキー大統領は21日、ロシア、米国、ウクライナの実務レベル協議を早期に開催するとの米国の提案を支持すると表明した。
ゼレンスキー大統領は記者団に対し、協議は遅くとも11月上旬までの実施が望ましいとし、和平案のほか、首脳レベルの会談の可能性について取り上げられるとの見方を示した。
米国のウィットコフ和平交渉担当特使はゼレンスキー氏と20日にノルウェーの首都オスロで会談した後、21日にロシアのプーチン大統領とロシア第2の都市サンクトペテルブルクで会談。ウィットコフ氏との会談を受け、プーチン大統領はウクライナ和平に向けた米国仲介の協議の再開に合意した。
ゼレンスキー氏はノルウェーから首都キーウへの帰途、記者団に対し、ウィットコフ氏がプーチン大統領と会談した後、米政府当局者と協議したと明らかにし、「ロシアが実務レベルの3者協議を支持しているとの説明を受けた。米国は可能な限り早期の開催を提案しており、ウクライナも支持している。ウクライナは米国と連絡を取り合っており、米国は協議を11月中、できれば11月上旬までに実施できるよう全力を尽くすと考えている」と語った。
その上で、ウクライナは「停戦、戦争終結、エネルギー施設を対象とした停戦、人道的取り組みなど、いかなる提案も支持する」と述べた。
ロシア大統領府によると、3者協議の開催地としてアラブ首長国連邦(UAE)のアブダビが検討されており、11月10日、もしくはそれ以降に実施される可能性がある。