[モスクワ 21日 ロイター] - ロシアのノバク副首相は21日、トランプ米大統領との軽油供給合意を受け、米国向け軽油を積んだ最初のタンカーが22日に出航すると明らかにした。現地紙ベドモスチが報じた。

報道によると、ノバク氏はタンカーに軽油4万トンを積み込むと述べ、供給に関する書類の手続きも完了が近いと説明した。積み出し港は明らかにしなかった。

ロシア通信(RIA)によると、ノバク氏は「当然追加の出荷も続く。両首脳の間で合意が成立している。可能な範囲で米国の需要に応える」と述べた。

トランプ氏はこれまでに、ロシアが直ちに30万トン(225万バレル)を輸出し、11月に50万トン、「その直後」に100万トンを輸出すると説明している。

プーチン大統領は21日、サンクトペテルブルクで米国のウィットコフ中東担当特使と会談した。ウィットコフ氏はロシアが9日に軽油の輸出禁止を解除したことに謝意を示した。プーチン氏も軽油輸出合意に言及し、合意後に世界の軽油価格が5─6%下落したと述べた。

ウィットコフ氏はテレビで放映された発言で「これはわれわれが協力している一例だ。そのことに感謝したい」と述べた。

プーチン氏は軽油を積んだロシアの最初のタンカーが2─3日後に出港するとの見通しを示した。「現在、数隻のタンカーによる輸送を準備している。順次出港する。資金面の手当てが必要だ」と語った。またロシアは米国市場に肥料を「大量に」供給することも可能だと述べた。

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