[蕪湖(中国) 21日 ロイター] - 中国の自動車大手、奇瑞汽車(チェリー)の幹部は21日、米自動車メーカーとの提携に前向きな姿勢を示した。「オモダ」「ジェクー」ブランドを展開する同社は欧州などで急成長しており、今後は北米での事業拡大を目指す。
バイスプレジデントのチャーリー・チャン氏は中国東部・蕪湖の本社でインタビューに応じ、2027年初めにカナダでブランドを立ち上げる準備を進めていることも明らかにした。
米国では100%を超える関税やデータセキュリティー規制が障壁となり、中国の自動車メーカーは事実上締め出されている。
チャン氏は「米国については当然さまざまな選択肢を探っている」と述べ、柔軟に対応する姿勢を強調した。「米自動車メーカーとの提携の可能性も含め、さまざまな選択肢に非常に前向きだ」と語った。具体的にどのような提携を想定しているかは明らかにしなかった。
「技術面ではハードウエアもソフトウエアも中国製に頼らない方法を確実に見いだせる」と述べ、米国市場への参入に道筋をつけられるとの自信を示した。