[キーウ 20日 ロイター] - ロシアは、ウクライナ東部および中部に加え、これまで標的にしていなかった西部地域のエネルギー施設にも攻撃を拡大しており、各地で停電が相次いでいる。ウクライナのエネルギー省当局者や地元当局が20日、明らかにした
ウクライナのネクラソフ・エネルギー相代理はテレビ演説で「残念ながら、敵は引き続き意図的かつ組織的にわれわれのエネルギーインフラを攻撃している」とし、「攻撃の結果、一部の消費者が停電に見舞われた」と述べた。
同氏によると、ロシアは中部キロボフラード州、西部のジトーミル、リビウ、リブネ、テルノピリ、フメリニツキーの各州、南部オデーサのエネルギー施設を攻撃した。
ロシアは寒冷期入りを前にした10月、ウクライナのエネルギー部門への攻撃を再開し、発電所や送電システムを標的にしている。ウクライナ最大の民間エネルギー会社DTEKは20日、ロシアによる夜間攻撃でオデーサにある同社のエネルギー施設3カ所が被弾し、3万2700世帯が停電状態にあると明らかにした。
ゼレンスキー大統領は18日、トランプ米大統領が11日に、ロシアとウクライナがエネルギー施設への攻撃停止に合意したと突然発表して以降の1週間で、ロシアはウクライナのエネルギー、石油・ガス部門を数十回にわたり攻撃したと明らかにした。