Faith Hung Jeanny Kao

[台北 20日 ロイター] - 台湾経済部が20日発表した9月の輸出受注額は前年同月比62.4%増の1142億1000万ドルと、市場予想を上回る伸びとなった。台湾製の人工知能(AI)向け半導体やハイテク製品に対する世界的な需要に支えられた。

月間の受注額が1000億ドルを超えるのは2カ月連続。8月は1030億ドルと、初めて1000億ドルを突破した。

伸び率はアナリスト予想の58.7%を上回り、前年比での増加は20カ月連続となった。

経済部はAI、高性能コンピューティング、クラウドサービス関連の旺盛な需要が寄与したと説明した。

10月の輸出受注額は前年比62.0─67.0%増を見込む。通年では1兆1000億ドルに達する可能性があるとした。

先行きについては、地政学リスクや通商政策などの不確実性が今後も世界経済の成長の重しになるとした。一方、台湾は半導体とサーバーのサプライチェーンで中核的な地位を占めており、受注は安定して伸び続けるとの見方を示した。

9月の品目別受注額は、通信機器の受注額が87.3%増、電子製品は71.0%増だった。

中国からの受注額は48.5%増と、8月の47.7%増から加速した。米国からの受注額は79.4%増で、前月の88.9%増から鈍化した。欧州からは68.0%増、日本からは35.5%増だった。

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