[ソウル 20日 ロイター] - 韓国外務省は20日、北朝鮮兵捕虜を巡る問題でウクライナ側から「建設的な反応」が得られていないとして、在ウクライナ大使館の職員を追加で撤収させると発表した。

捕虜となった北朝鮮兵2人を韓国に移送したとウクライナのゼレンスキー大統領が国連総会で明らかにしたことを受け、韓国は今月、駐ウクライナ大使を召還した。韓国側は兵士と北朝鮮にいる家族を守るため、移送を秘密にするとの合意があったとし、公表はこの合意に反すると批判した。

韓国外務省のパク報道官は20日の定例記者会見で、韓国の立場を複数の経路でウクライナに伝えたが、十分な回答が得られなかったと述べた。「問題の円満な解決を促し、両国間の信頼を回復するために必要だと判断し、今回の措置を取った」と説明した。引き揚げる職員数は明らかにしなかった。

パク氏によると、外交上の意思疎通を維持するため、臨時代理大使はキーウにとどまる。韓国人保護のため、領事業務に当たる職員も全員残る。

同氏はまた、ウクライナ全土で空爆の脅威が続き、職員の安全確保が難しくなっていたと述べた。

ウクライナのシビハ外相は先週、ニュースメディアのRBCウクライナに対し、この問題は決着済みと考えていると語った。秘密保持に関する取り決めの解釈の違いが対立の原因だとし、ウクライナは全ての義務を果たしたと述べた。

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