Amanda Stephenson Maria Cheng

[カルガリー 19日 ロイター] - カナダ西部アルバータ州で19日、同州で初めてとなる分離独立を問う住民投票が行われ、カナダへの残留が支持された。米国との貿易戦争が続く中、国内の結束を図るカーニー首相にとって待望の勝利となった。

CBCニュースは開票率33%の時点で、残留派の勝利が確実になったと報じた。この時点で残留支持は76%、分離独立を巡る拘束力のある住民投票に進むことへの賛成は23%だった。今回の住民投票に拘束力はない。

カーニー氏は声明で「アルバータ州民は明確な選択をした。結束し、共に築き、互いに支え合うことを選んだ」と述べた。さらに「カナダはそれぞれの地域を単に足し合わせた以上の存在だ」と強調した。

アルバータ州のスミス首相は交流サイト(SNS)で声明を発表し、初期の開票結果でカナダ残留への幅広い支持が示されたことに「非常に満足している」と表明した。20日に州民に向けて演説し、結果と「州が今後進む道」について話すと明らかにした。

独立派は同州のエネルギー資源が生む富はカナダの貧しい地域を支えており、連邦政府の官僚機構に妨げられなければ、州ははるかに豊かになると主張してきた。

カナダではこれまで、フランス語を話す住民が多数を占めるケベック州で分離独立を巡る住民投票が2回実施された。いずれもカナダへの残留が支持された。

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