Bo Erickson Steve Holland
[パークシティー(米カンザス州) 19日 ロイター] - トランプ米大統領は19日、中西部カンザス州で開いた共和党現職のロジャー・マーシャル上院議員の支援集会で、フランスでの大規模な抗議デモを引き合いに、2週間後に迫った中間選挙で民主党が勝てば米国でも同様の騒乱が起こり得ると主張した。
トランプ氏は「フランスで燃え上がる尖塔や猛火を目にしたら、それこそが過激派のまぬけな民主党が米国にやろうとしていることだ」と述べ、反移民・反イスラムの主張を展開した。根拠は示さなかった。
カンザス州は1932年以来、民主党から上院議員を選出していない保守州だが、マーシャル氏は民主党候補で牧師のアダム・ハミルトン氏と接戦になっている。ハミルトン氏はトランプ氏の関税政策や「不安定な指導力」を批判している。
19日発表のロイター/イプソス世論調査では、トランプ氏の支持率は過去最低の31%に低下。11月3日の中間選挙に向け、イラン戦争や物価高への不満から共和党は保守州でも守勢を強いられている。会場近くのガソリン価格は昨年の州平均を約45%上回っており、支持者からも経済への懸念が相次いだ。